ネット授業、先生はPTA 都内の公立小、無料で開講(朝日新聞)
新型コロナウイルスの影響で長期休校が続くなか、東京都内の小学校のPTAが、独自に在校生のためのオンライン授業に取り組んでいる。「嘆いていても仕方がない」と保護者有志が交代で先生役を引き受け、双方向の授業を実施。学校再開の日まで、子どもの学習習慣や生活のリズムを保つことがねらいだ。
5月8日午後1時。東京都東久留米市立第二小学校のPTA会長清水唯史さん(41)が、オンライン会議システム「Zoom」を立ち上げ、5年生の算数の授業が始まった。画面には11人の子どもの顔が並ぶ。
「この問題をやった人、手を挙げてみて」「みんな、調子いいね」。教科書を手にした清水さんが画面越しに子どもたちに声をか