教育にもっと予算をつけよう——日本の政府支出は低すぎる(朝日新聞)
一挙に過熱した9月入学移行の議論もやっと冷静さを取り戻したようだ。少なくともコロナ感染防止のための臨時休校で授業時間が減少した生徒に対する対応と9月入学とは全く独立に議論すべきで、その2つを混同してはならないとの考えは共有されたものと思われる。(記事)
大学の9月入学論に対し批判する文章です。留学生や大学生、高校生に対する実際のメリットが低いことを指摘しています。さらに、日本の大学教育・高等教育に対する政府支出の低さを指摘し、予算や人材の確保の制度改革を促すべきだと主張されています。
日本の経済規模に対する教育支出規模の低さはよく指摘されます。皆さんの将来の学生生活においても学費の問題は差し迫ってきます。公教育が劣化すれば、教育格差のひずみが社会問題となるでしょう。公教育の価値が正しく評価され、学生が勉学に励みやすい環境が整うことを願っています。