本年(令和3年)1月5日、文部科学省は「小学校、中学校及び高等学校等における新型コロナウイルス感染症対策の徹底について(通知)」を発出しました。そこでは「小学校、中学校及び高等学校等における教育活動の継続と部活動及び寮や寄宿舎の感染症対策の徹底をお願いします。」と求められています。
文部科学省としては、小学校・中学校・高校の授業は基本的に継続し、各学校・大学の入試も予定通り実施してほしいと考えているとのことです。1月16日・17日に予定されている大学入学共通テストも予定通り実施されることになっています。
以下、上の通知よりの抜粋です。
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学校においては、地域の感染状況を踏まえ、学習活動を工夫しながら、可能な限り、学校行事や部活動等も含めた学校教育活動を継続し、子供の健やかな学びを保障していくことが必要です。地域一斉の臨時休業については、学校における新型コロナウイルス感染症のこれまでの感染状況や特性を考慮すれば、当該地域の社会経済活動全体を停止するような場合に取るべき措置であり、学校のみを休業とすることは、子供の健やかな学びや心身への影響から、避けることが適切です。児童生徒や教職員の中に感染者が発生した場合に、感染者が1人発生したことのみをもって、学校全体の臨時休業を行うことは、控えてください。学校内で広がっている可能性が高い場合等、臨時休業が必要な場合でも、保健所等と
相談の上、学級や学年単位など必要最低限の範囲での休業にとどめてください。感染不安により、保護者から休ませたいと相談のあった児童生徒等について、感染者が急激に増えている地域であるなどにより、合理的な理由があると校長が判断する場合には、指導要録上、「出席停止・忌引き等の日数」として記録し、欠席とはしないことも可能です。
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