(令和3年1月4日)東京都知事記者会見

本年(令和3年)1月4日、東京都知事は記者会見で都立学校(都立高校・中等教育学校など)および小中学校で学校運営を継続してほしいという旨の考えを示しました。

――
学校、これに関しては、まず大学でございますが、オンラインを最大限活用した授業をお願いいたします。また、若い世代の感染が多くなっていることが大きな課題になっているわけでございます。そこであらためて、学生さんに対して、「飲み会はナシ」と、強く呼び掛けてください。大学等の関係者の皆様には、寮や合宿の際の感染予防策を徹底をしていただきますようお願い申し上げます。都立学校、こちらは、感染防止対策を徹底しながら学校運営を継続してまいります。また、感染状況に応じて、対面での指導と家庭でのオンライン学習等の配分を変更するなどの対応をしていきたいと思います。また、部活動や合唱等の飛沫感染の可能性の高い活動については中止としてください。小中学校については、引き続き、感染症対策を徹底しながら、学校運営を継続していただきたいと存じます。そしてこの季節は、受験生の皆さんにとっては人生の一番の勝負時であります。若い皆さんが日頃の学びの成果を存分に発揮できるように、都は万全の感染防止対策を整えてまいりますので、どうぞ都民の皆様方も彼らへの応援、そして、ご協力をよろしくお願い申しあげます。
――

また「オンライン授業」を家庭で利用する場合の保護者などによる学習の支援の必要について、以下のような質問と応答がありました。
―――
【記者】(フジテレビ・小川記者)フジテレビです。すみません、その学校のことについてお伺いしたいんですが、以前、小中学校でもオンライン授業っていうのを進めてきていたかと思うんですが、実際、小中学校のお子さんがオンライン授業となると、親御さんたちがお仕事に行けないですとか、またテレワークをした場合でも、そのぐらいの年齢のお子さんだと、なかなか親御さんもテレワークに集中できないという声がよく聞かれました。小中学校のオンライン学習について、今後どのようにあるべきかとお考えかということと、あとこのテレワーク緊急強化月間で、ホテル等をテレワークオフィスとする企業等に支援とか、テレワークを具体的にどのように使いやすくしていくのかもう少しお願いします。

【知事】小中学校については、これは引き続き学校を開いていくということで継続という形で考えておりますので、今の件、オンライン云々については、小学校の低学年の保護者の皆さんがそれによってお家にとどまるということは考えておりません。その必要はないかというふうに思います。また、一斉休校はしないで、感染状況に応じて学校における対面での指導、そして学校でのオンライン学習などの配分を変更するなど、それぞれ学校によって違ってきておりますので、そういった点については、それぞれの小学校・中学校などの考え方なども反映していくかと思いますが、基本的には、感染症対策を徹底しながら学校運営を継続してもらうという考えでございます。
―――

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です