新型コロナウイルスの新たな変異株が仏国内で確認された。PCR検査をすり抜ける特徴があり、仏当局が調査を始めた。当局の発表や仏メディアによると、確認されたのは仏西部の病院。2月22日に院内感染が発生し、79人が感染した。このうちの死亡した8人の患者から新たな変異株がみつかった。遺伝子配列を解析して分かったという。8人のうち7人は生前、新型コロナ特有の症状がみられたものの、当初のPCR検査では陰性だった。抗体検査などを実施したところ、新型コロナに感染していることが確認されたという。仏当局は現在のところ、これまでの新型コロナに比べて、感染力や重症化の度合いが高いとは言えないと説明。(記事)
この変異株は、英国型などより懸念が低い「調査中の変異株」と位置づけられているそうです。変異種にも対応できるワクチンが必要とされています。