熊本大大学院生命科学研究部の富沢一仁教授らのグループは23日、血液や尿を用いて新型コロナウイルス感染の有無を判定する方法を開発したと発表した。血液や尿には感染性のある新型コロナウイルスがほぼ含まれていないといい、鼻の奥をぬぐうなどして検体を採取するPCR検査などよりも、医療従事者らの感染リスクを減らすことが期待できるという。精度はPCR検査とほぼ同程度。検体の前処理から解析までは40~50分間ほどで、より短時間でできる。検査技師が防護服を着用したり、ウイルスを広げないための設備「安全キャビネット」内で作業したりする必要もないという。(記事)
医療従事者は特に感染しやすい状況だと思うので、血液や尿でコロナ陽性判定を行い感染リスクを減らすことで、医療を提供しやすい環境になることを期待します。