接種日と翌日、予定入れず静養を 2回目後に多い副反応

接種日と翌日、予定入れず静養を 2回目後に多い副反応

新型コロナにかかると重症になりやすい高齢者にとって、ワクチンで予防する利点は大きい。国内で承認されているのは、ファイザー社のワクチンだ。同社が発表した臨床試験(治験)の中間報告によると、2回目の接種から1週間後~半年後について、新型コロナの発症を防ぐ効果が91%、重症化を防ぐ効果が95~100%だった。年齢や性別、人種などが違っても、有効性はおおむね同等だったという。一方、副反応が疑われる接種後の症状は2回目の後に出ることが多いようだ。国内で2月から接種を受けた医療従事者のうち約2万人を対象とした報告では、37・5度以上の発熱は1回目3%に対し、2回目38%。接種の翌日が最も多く、2回目の後の発熱の半数あまりは38度以上の高熱だった。倦怠(けんたい)感(だるさ)や頭痛も2回目のほうが多い。ただし、高齢者はいまのところ、症状が発生する頻度が低い。65歳以上(479人)では、2回目の後の発熱は9%。全年齢を通して倦怠感は69%、頭痛は54%にみられたのに対し、65歳以上ではそれぞれ38%、20%だった。(記事)

37・5度以上の発熱や倦怠感、頭痛が副作用で、上記のような新型コロナの発症を防ぐ高い効果があるならば、やはり積極的に摂取していく必要があると思います。