正しく理解し社会貢献 デジタルシチズンシップ教育

正しく理解し社会貢献 デジタルシチズンシップ教育(日経新聞)

スマートフォンやインターネットなど情報ツールの特性を生かし、社会に役立つ方法を考える「デジタルシチズンシップ教育」が広がってきた。ネット上のトラブルを恐れて自由な学びを制限するのではなく、適切な安全対策を取りつつ、子供たちの創意工夫を育む。(記事)

小学校高学年でおこなわれた災害発生時に役立つアプリの案を発表する授業が紹介されています。ネット掲示板でのいじめやSNSを通じた犯罪被害など、負の側面を伝えて警鐘を鳴らす「情報モラル教育」から、自分たちが暮らす地域や国を良くする方法を当事者意識を持って学ぶ「市民教育」の延長線上としてのデジタル教育を目指しているそうです。

皆さんもITをより実践的に人と社会に役立てる方法を学び、上手な技術との付き会い方を身に着けていきましょう。

どうなる大学入試

大学入試の実施要項が来週にも発表されるようです。

今年はコロナウイルスの爆発的感染やオリンピックの延期、共通テストの導入など、かなり注目度の高い年となりました。なってしまいました。。。
いろいろな問題が重なり皆さん心配事が多いかと思いますが落ち着いて向き合いましょう。皆さんの学ぶ機会を保障するため各方面が色々と調整しているようです。
具体的には感染拡大対策を取った上での学校での授業や最終学年の優先的な分散登校、教育課程の再編成などなど、様々です。

これらによって新たな混乱が生まれるかもしれませんが、冷静に捉えましょう。皆さんが不利益を被らないよう穎才学院でもサポートをしていきます。

教育にもっと予算をつけよう——日本の政府支出は低すぎる

教育にもっと予算をつけよう——日本の政府支出は低すぎる(朝日新聞)

一挙に過熱した9月入学移行の議論もやっと冷静さを取り戻したようだ。少なくともコロナ感染防止のための臨時休校で授業時間が減少した生徒に対する対応と9月入学とは全く独立に議論すべきで、その2つを混同してはならないとの考えは共有されたものと思われる。(記事)

大学の9月入学論に対し批判する文章です。留学生や大学生、高校生に対する実際のメリットが低いことを指摘しています。さらに、日本の大学教育・高等教育に対する政府支出の低さを指摘し、予算や人材の確保の制度改革を促すべきだと主張されています。

日本の経済規模に対する教育支出規模の低さはよく指摘されます。皆さんの将来の学生生活においても学費の問題は差し迫ってきます。公教育が劣化すれば、教育格差のひずみが社会問題となるでしょう。公教育の価値が正しく評価され、学生が勉学に励みやすい環境が整うことを願っています。

休校後のオンライン授業の対応

オンライン授業、課題は格差解消 大阪は今月末目標
新型コロナウイルスの感染拡大で長期休校していた多くの学校が再開して8日で1週間。感染防止の対策を取りながらの登校が続く中、感染拡大の第2波を見据えた備えとして、オンライン授業の準備が急ピッチで進む。ただ、各家庭で通信環境がまちまちだったり、教員のICT(情報通信技術)スキルに差があったりするなど課題は多い。関係者は「新しい学習様式」への対応に追われている。(木ノ下めぐみ)・・・(記事)

通信環境や教員のICTスキルなどオンライン授業には様々な問題が指摘されています。しかし、今後予測されている第二波のことを考えると、現在のオンライン授業の問題点を改善しデジタル化を進めていく必要があるのかもしれません。

オンライン授業拡大の中で浮き彫りになる「変われない公立学校教育」

オンライン授業拡大の中で浮き彫りになる「変われない公立学校教育」(朝日新聞)

新型コロナ感染症の影響により、様々な業種で業態変革が起こり、全社員が自宅で仕事を行う「リモート勤務」に切り替えた企業も多い。オンライン化できるのかと思われたような業種であっても、次々にオンラインを活用している(記事)

また、大学はオンライン授業をかなりの率で導入してきたが、公立の小中高の教育現場ではなかなか導入が進まない。教育委員会が主導してオンライン授業を実現しようという動きは、筆者の知る限り見られていない。(記事)

対面授業でこそ授業が成り立つと考える人がいるのも事実で、実際にオンライン授業を始めてそう感じている教員もいるが、その一方で、オンライン授業の良さを実感している教員、受講者もいるでしょう。
実際に、私が受けている大学の授業では普段はあまり挙がらない質問も、チャットという機能を使って普段より活発に行われています。
またいつか今回のような事態が起こるかもしれない、その中でオンラインへ一歩踏み出すのも意味のあることだと思います。

 

若者や子育ての支援少なく、進む少子化 「結婚、出産避ける状況続く」 出生率4年連続低下

若者や子育ての支援少なく、進む少子化 「結婚、出産避ける状況続く」 出生率4年連続低下(毎日新聞)

厚生労働省が公表した2019年の合計特殊出生率は1.36と前年を0.06ポイント下回り、4年連続で低下。07年以来12年ぶりの低水準にとどまった。「25年度に希望出生率1.8を実現」の目標を掲げた政府の見通しを上回るスピードで少子化が進む現状が浮き彫りとなった。(記事)

今までの少子化対策に関する政策効果への懸念、コロナウイルスによる所得や雇用への悪影響もあり、社会状況的に非婚化は避けられないことが指摘されています。

家族を持つという幸福な生活の在り方が奪われるのは不幸なことです。家族を営みやすい社会や地域の在り方を皆で考え、追及していきたいものです。

9月入学論議、苅谷剛彦さん 無力さ感じつつ、検証待つ

9月入学論議、苅谷剛彦さん 無力さ感じつつ、検証待つ (朝日新聞)

コロナ危機の中で政府が急に検討を始め、約1カ月で見送る方向に転じた9月入学制度。導入したら何が起きるのか。多角的な緊急推計を発表して議論に影響を与えたのは、苅谷剛彦・英オックスフォード大学教授のチームだった。教育格差の拡大に警鐘を鳴らしてきた研究者が、実証的なデータを示すという手法に込めた意図は――。(記事)

教科書の2割が授業外 「家庭にしわ寄せ」と不安の声

教科書の2割が授業外 「家庭にしわ寄せ」と不安の声 (朝日新聞)

コロナ禍の長期休校による学びの遅れを取りもどすため、文部科学省は5日、小中学校の教科書のうち、約2割分を授業外で学ぶことができるとする通知を全国の教育委員会に出し、その内容を例示した。子どもの勉強をみる家庭の負担が増えることは避けられず、保護者や教員からは懸念の声が上がっている。(記事)

学校再開、子どもだけでなく教員にも影響

学校再開、まずは「ストレス軽減」を教員のメンタルも注意(産経新聞)
長期の休校から学校生活に戻る子供たちには大きなストレスがかかり、精神面への特別な配慮が必要だ。…記事

コロナの影響で日常が失われたことによって、ストレスを感じてしまう子どもは多い。

子どもたちだけでなく教員などもストレスを感じており、学校は生徒や教員のストレスを軽減していく必要がある。

ストレス解消には、気の合う人との積極的なコミュニケーションや、自分だけの時間を1日45分間を持つことが有効だとされている。

生徒の皆さんも、先生や友達とお話するなどしてストレスを軽減しましょう。

何か相談があれば、気軽にお話して下さい。

首相 9月入学「拙速に行わず」

首相 9月入学「拙速に行わず」 公明幹部に (日本経済新聞)

安倍晋三首相は1日、首相官邸で公明党の石田祝稔政調会長らから学校の始業や入学の時期を変える「9月入学」に関する提言を受け取った。同党が「現時点で拙速に検討を進めるべきではない」と申し入れ、首相は「9月入学は選択肢の1つだが、拙速に行うことはない」と述べた。出席者が明らかにした。