来春から高校で使われる教科書の内容が決まった。情報や地理総合など新たに全員が学ぶことになる科目では、教え方に不安を抱く教員への配慮がにじんだ。一方、北方領土や竹島、尖閣諸島など領土関連では、政府見解を細かく紹介する記述が目立った。新たに必履修になった科目は、その科目の免許がない教員も教える可能性が高い。こうした、免許を持たなくても教科を教えられる「免許外教科担任」を自治体が許可した件数は、2016年度で3760件にのぼった。(記事)
検定を通った教科書は、免許外の教員も教えることを意識して作られているとのことですが、免許を持たないのに教えざるを得ない教員が、授業準備の負担がなく教えられることは非常に大切だと思います。