新必修科目教えやすい教科書 専門外の教員に目配り

新必修科目教えやすい教科書 専門外の教員に目配り

来春から高校で使われる教科書の内容が決まった。情報や地理総合など新たに全員が学ぶことになる科目では、教え方に不安を抱く教員への配慮がにじんだ。一方、北方領土や竹島、尖閣諸島など領土関連では、政府見解を細かく紹介する記述が目立った。新たに必履修になった科目は、その科目の免許がない教員も教える可能性が高い。こうした、免許を持たなくても教科を教えられる「免許外教科担任」を自治体が許可した件数は、2016年度で3760件にのぼった。(記事)

検定を通った教科書は、免許外の教員も教えることを意識して作られているとのことですが、免許を持たないのに教えざるを得ない教員が、授業準備の負担がなく教えられることは非常に大切だと思います。

ICT教育推進へ県教委がインテルと連携協定

ICT教育推進へ県教委がインテルと連携協定

小中学生に1人1台のパソコン・タブレット端末を配布する「GIGAスクール構想」が新年度に動き出すのにあわせ、県教育委員会は29日、世界的な半導体会社のインテルとの間でICT(情報通信技術)教育の推進に関する連携協定を結んだ。協定によると、両者は指定の研究校で、連携してICT教育や課題解決型教育の実証研究を進める。インテルは教員研修プログラムを提供するなどして、高い知識や技能を持った教員を育成する。オンライン会議システムの提供など、ICTの環境整備の面でも県教委に協力するという。(記事)

GIGAスクール構想により、早い段階からパソコンに触れることで学生のITリテラシーをある程度高めることができると思います。ICTの環境整備がより一層充実してきました。

ワクチン2回で「感染90%防ぐ」 米疾病対策センター

ワクチン2回で「感染90%防ぐ」 米疾病対策センター

米国で新型コロナウイルスのワクチンを2回接種した医療関係者らを調べたところ、感染を防ぐ効果が90%だったとする結果を米疾病対策センター(CDC)が29日、発表した。臨床試験と同様の結果で、現実の世界でも改めてワクチンの効果が示された。CDCは昨年12月以降、米国の6州で医師や看護師、消防士ら3950人に毎週PCR検査をして、症状がある場合もない場合も含めた感染の有無を比べた。対象者は、ファイザー社やモデルナ社のワクチンを打った人だけでなく、打っていない人も含まれる。うち3月までに、205人が感染。接種しなかった場合に比べ、2回接種すると90%、1回接種でも80%の有効性があったという。ロシェル・ワレンスキー所長は「国民へのワクチン接種はおそらく効果があるのだろう」と語った。(記事)

ワクチンの効果が示され、ワクチン摂取が普及していくことで、早くコロナウイルスの感染が拡大する前の日常に戻りたいですね。

数学に料金プラン比較、国語に面接作法 新・高校教科書

数学に料金プラン比較、国語に面接作法 新・高校教科書

電力2社の料金プランの比較、面接の受け方、いったん納めた入学金は返還されるか――。2022年度の1年生から使われる高校の教科書では、学習内容を身近なことがらと結びつけたり、「探究学習」を深めたりしてもらおうと、教科書各社が工夫をこらした。背景には、高校生の学習意欲が高まらない現状がある。問題を解くのが中心だった学び方から、日常にひきつけて生徒の関心や意欲をかき立てる工夫に力を入れた。「数学的な物の見方や学ぶ意義が伝われば」。実用性を意識し、高校の創立記念ボールペンの制作費を考える(数研出版)、電力会社の安い料金プランを比較する(実教出版)という設問もあった。(記事)

高校数学が生活に不要で役立たないと思われがちである現状があるため、このような取り組みが行われているのだと感じます。

山梨大と県立大、共通で53科目履修OK 全国初の認定

山梨大と県立大、共通で53科目履修OK 全国初の認定

花巻市は29日、91歳以上の市民を優先し、4月から新型コロナウイルスのワクチン接種を始めると発表した。4月中に市に供給されるワクチンは2箱(1人2回換算で975人分)で、重症化リスクが高い人たちを最優先に集団接種する。計画では4月21日を皮切りに、市内各地で5月8日まで5回に分けて接種する。市内在住の91歳以上は約2700人。うち施設に入っていない約2100人に来月1日、会場案内を送る。一方、接種券は今月末に65歳以上の高齢者3万4千人に一括して発送する。市はコールセンターを設置し、予約や接種に関する相談に対応してる。(記事)

お年寄りの重症化リスクを考慮したとのことで、限られたワクチンの数で重症化リスクの高い人が優先的にワクチンを摂取することで死亡者数を減らすことが大切だと思います。

4月供給分のワクチン、91歳以上に優先接種へ 花巻市

4月供給分のワクチン、91歳以上に優先接種へ 花巻市

花巻市は29日、91歳以上の市民を優先し、4月から新型コロナウイルスのワクチン接種を始めると発表した。4月中に市に供給されるワクチンは2箱(1人2回換算で975人分)で、重症化リスクが高い人たちを最優先に集団接種する。計画では4月21日を皮切りに、市内各地で5月8日まで5回に分けて接種する。市内在住の91歳以上は約2700人。うち施設に入っていない約2100人に来月1日、会場案内を送る。一方、接種券は今月末に65歳以上の高齢者3万4千人に一括して発送する。市はコールセンターを設置し、予約や接種に関する相談に対応してる。(記事)

お年寄りの重症化リスクを考慮したとのことで、限られたワクチンの数で重症化リスクの高い人が優先的にワクチンを摂取することで死亡者数を減らすことが大切だと思います。

選択肢四つで1ページの問題も 25年からの共通テスト

選択肢四つで1ページの問題も 25年からの共通テスト

大学入試センターは24日、2025年からの大学入学共通テストで出題する教科・科目を発表した。初めて出題されるのが、新しい高校学習指導要領で必修科目となる歴史総合、地理総合、公共、情報の4科目だ。公表されたサンプル問題をみると、今年1月に初めて行われた大学入学共通テストの出題傾向と同じく、複数の資料や会話文などを読ませたうえで解答させる問題が目立った。全問マークシート方式だが、例えば公共では、四つある回答の選択肢だけで丸1ページに及ぶ問題もあり、限られた時間内に多くの資料や文章を読みこなす必要がある。各科目で大問が2~3ずつ公表され、問題のページ数は歴史総合が17ページ、情報と地理総合が各18ページ、公共が26ページに上った。(記事)

複数の資料や会話文などを読ませたうえで解答させる問題は、上記の通り限られた時間内に多くの資料や文章を読みこなす能力が必要になります。個人的に、求められている能力はToeicの試験に似ている気がします。

血液や尿でコロナ陽性判定 PCRより感染リスク減期待

血液や尿でコロナ陽性判定 PCRより感染リスク減期待

熊本大大学院生命科学研究部の富沢一仁教授らのグループは23日、血液や尿を用いて新型コロナウイルス感染の有無を判定する方法を開発したと発表した。血液や尿には感染性のある新型コロナウイルスがほぼ含まれていないといい、鼻の奥をぬぐうなどして検体を採取するPCR検査などよりも、医療従事者らの感染リスクを減らすことが期待できるという。精度はPCR検査とほぼ同程度。検体の前処理から解析までは40~50分間ほどで、より短時間でできる。検査技師が防護服を着用したり、ウイルスを広げないための設備「安全キャビネット」内で作業したりする必要もないという。(記事)

医療従事者は特に感染しやすい状況だと思うので、血液や尿でコロナ陽性判定を行い感染リスクを減らすことで、医療を提供しやすい環境になることを期待します。

新たに52校で406件の入試採点ミス 開示請求で判明

新たに52校で406件の入試採点ミス 開示請求で判明

茨城県立高校の入試で採点ミスが見つかった問題で、県教育委員会は22日、新たに52校で計406件のミスが判明したと発表した。このうち、合格点に達していたのに不合格となった受験生2人について、追加合格とした。県教委は今後、昨年度の入試答案も一斉点検する。県教委の説明によると、採点ミスは5教科すべてにわたり、正誤の誤りが142件、配点や部分点のミスが113件、点数の計算漏れが77件など。1校で計53件のミスが見つかったケースもあった。(記事)

昨年度と今年度の答案を全て点検して、採点ミスによる追加合格者が出た場合、本来合格していた高校に移ることも可能とするよう検討しているとのことです。受験生は特に採点ミスのない、公平な試験となることを望んでいると思います。

共通テスト、25年から「情報」科目 サンプル問題公表

共通テスト、25年から「情報」科目 サンプル問題公表

大学入試センターは24日、2025年からの大学入学共通テストで出題する教科・科目を発表した。教科「情報」を新設し、現行の6教科30科目を7教科・21科目に再編する。新しい高校学習指導要領で必修科目となる「歴史総合」「地理総合」「公共」「情報」は初めての出題となるため、サンプル問題をホームページ上に公表する。質の高い問題を継続的に出題できるよう、現在30ある科目数の「スリム化」が行われて、今後文部科学省が高校や大学と協議して正式に決定する。(記事)

22年度から高校の学習指導要領が新しくなることもあり、プログラミングを学びやすい環境ができると感じます。